「座席〇列の、△番目の席・・・」
場所は、とある映画館。
咲月(さつき)は、ひとりで映画館に来ていた。
手にはビールとポップコーンを持っている。
映画を見ながら食べるのだ。
咲月は買った座席を見付けると、さっそく座った。
そして座席に設置しているホルダーに、ビールの紙コップとポップコーンのカップを設置した。
「やっぱり映画って、ひとりで静かに見るのがいいのよね・・・」
映画に限らず、同じ作品が好みの人が、なかなか見つからないので、だったら1人で見に行った方が早いと思ったのだ。
やがて館内が暗くなり、スクリーンに映画会社のロゴが大きく映し出された。
・・・そこから映画本題に入るまでが長ーーーーーいのだ。
「やれやれ・・・ここからが長いのよね・・・」
スクリーンは、長い長い長い長い上映前の宣伝が終わり、やっと映画本編のオープニングになった。
「やっと始まったわ・・・」
咲月は、ため息まじりでつぶやいた。
さわっ・・・
隣の席の男性が手を伸ばし、咲月のひざを撫で始めた。
「!?」
その手は、咲月のひざを撫で、さらには股間を撫で、やがて胸を撫でていく。
「や・・・やめてください!」
咲月は声を上げたのだが、真後ろにの席の者に「静かにしなさい」と言われてしまった。
『隣の席の男』は「そうだよ、静かにしなさいね」と言い、今度は胸を揉み始めた。
「や・・・やめて・・・」
咲月が言うものの、「静かにしないと、また後ろの人に注意されるよ」と、『隣の席の男』は顔を近づけて言ったのだった。
やがて『隣の席の男』の手は、咲月の服をたくし上げ、ブラジャーをずらし、おっぱいを直に触り始めた。
思わず咲月は「ひやっ!」と声を上げてしまう。
すると後ろの席の者が「静かにできないのか!?」と怒鳴って来た。
「そうだよ、映画館では上映中は静かにね・・・」
『隣の席の男』は、咲月の耳元でそう言い、顔の場所を咲月の胸の前に近づけると・・・
舌でおっぱいを撫で始めた。最初はツーっと線を描くように。やがては乳首を舌の先でツンツンと。
そして咲月の乳首にかぶりつき、チュッチュッと吸い始めた。
「んっ、んっ・・・」
声を出さないように必死だ。声を出したら、また真後ろの人に何か言われるだろう。
『隣の席の男』は、咲月のスカートの中に手を入れた。
パンティーの上から股間をしばらく撫でると、スルッと中に手を入れる。
その手、そしてその指は、咲月の秘部へと伸びて行き-----
やがて指先は、秘部の表面を撫で始めた。
乳首を吸われている咲月の秘部は、既に濡れていた。
濡れている秘部は、指でもてあそばれた事により、さらに濡れていく-----
クチュクチュと秘部から音がする。
-----ああ、声が出ちゃう!
でも、声を出したら、また真後ろの席の人に怒鳴られるだろう。
映画館では静かに、というのがマナーでもあるのだから。
咲月は出そうになる声を必死に我慢していた。
-----ああ・・・
咲月の秘部の表面を撫でている指は、中へと入って行った。
そしてその指は、中でグリグリとかき回される。
秘部は、指でかきまわされる刺激に応じるかのごとく、どんどん濡れていく。
『隣の席の男』の口は、咲月の乳首を吸うだけでなく、舌でベロベロと舐めるのはもちろん、
右側、左側と、交互に吸ったり舐めたりしているのだった。
乳首も秘部も刺激され続ける咲月の身体は熱くなり、秘部もビチャビチャに濡れ、
更には声が出せない状態の彼女は、両手で自分の上の口を押えた。
やがて全身を震わせ、一瞬激しく身体を仰け反らせた。
咲月はビクッ!ビクッ!っと身体を震わせると、座っているイスに身体を預けるかのごとく、ぐったりとしたのだった。
『隣の席の男』は、口を咲月の乳首から離して耳に近づけて、低い声でこう言った。
「イッたのか?」
やや疲れた様子で咲月は素直に「はい・・・」と答えた。
映画もクライマックスに近い場面となっている。
彼らは映画の内容なんて頭に入らない。
そして彼ら以外は、スクリーンに釘付けで、誰も咲月に起きている事には気づいていない。
やがて『隣の席の男』は、大判の厚手ティッシュで咲月の秘部を拭き始めた。
その後で、ウエットティッシュで咲月のおっぱいを拭き始める。
正確にはおっぱいに着いた唾液を拭き取るのだ。
おっぱいに着いた唾液を拭くのだが、拭くたびに咲月が小さく声をあげる。
乳首の部分を念入りに拭くと、咲月は小さな熱い声をあげる。
「はあん・・・」
乳首を拭く事による刺激で声が出てしまうのだ。
もちろん、後ろの席の人に怒鳴られないよう、声を小さくするように努めている。
『隣の席の男』は、秘部の濡れと、おっぱいの唾液を綺麗に拭き取ると、今度は咲月の服を整えた。
そして何事も無かったかのごとく、映画館を出たのだった。
映画上映中に人が帰ってしまうのは珍しくないので、他の者は誰も気に留めなかった。
咲月の『隣の席の男』と一緒に、真後ろの席の者も一緒に映画館から出たのだった。
実は真後ろの席の者もグルだった。
ターゲット、つまり咲月に声を上げさせないようにするための役割であった。
<終わり>
(※書き手による追加説明。映画館で隣の人に身体を触られたら、係員を呼んで助けを求めてください)
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