『本日は量販店◇◇にお越しいただき、誠にありがとうございます。
 成人向けではありますが、新商品のトイレットペーパーがございます。
 サンプルをトイレに置いてありますので、お気軽にお試しください』
そんな店内放送が流れ、買い物客の涼香(すずか)は驚いた。
「成人向けのトイレットペーパー?」
サンプルがトイレに置いてあるという事もあり、彼女は試してみたいと思った。

さっそくトイレに入る涼香。
壁には派手な手書きポスターが貼ってあった。
『気持ちのいいトイレットペーパー!
 サンプルあるので是非試してみてね♪
 成人向けなので子供はダメよ』

「気持ちのいいトイレットペーパーねえ・・・」
不思議に思いながら涼香はトイレの個室に入った。

涼香はトイレの個室に入り、洋式トイレの便座に座った。
ちょうど真横に簡易的な台が置いてあり、そこにはトイレットペーパーが1個置いてあった。
ペーパーは一定の長さごとにミシン目があり、そこで切るという事なのだが。
ペーパーの表面には、人間の口のようなイラストがあった。

「まあ、試す前に、先に用を足しちゃいますか・・・」
涼香は一旦おしっこを先に済ませ、股間を拭くために普通のトイレットペーパーに手を伸ばしかけたが-----
「ああ、こっちよね」
と、一旦手を引っ込め、気持ちのいいトイレットペーパーを手にした。
さっそく股間にペーパーをあてがうと、表面に描かれている口のイラストが動き始めた。
そして、その口の中から舌が出てくる。
その舌は、涼香の股間をペロッペロッと舐め始めた。
「ひゃっ!?」
驚く涼香。
しかし驚く彼女をよそに、舌は涼香の股間を激しく舐め始める。
ペーパーの舌は、拭き取ってなくて股間に着いたままのおしっこと一緒に舐め続けている。
激しく舐める刺激で、今度は秘部が濡れてきた。
「あんっ・・・」
熱い息が漏れ始める涼香。
気持ちいいトイレットペーパーって、こういう事なのね。
サンプルが置いてある台には商品説明とともに、こう書いてあった。
『アダルト商品コーナーにあります』
「・・・でしょうね」
納得する涼香。

ペロッペロッどころか、
ベロベロと激しく涼香のの秘部を舐めるトイレットペーパー。
しかしペーパーは、パラッと便器の水たまりに落下してしまった。
「こ、こんな状態で・・・」
涼香は身体をよじらせ、新たにもう1枚ペーパーを切り取り、秘部に当てた。
そのペーパーも、涼香の秘部をペロペロ舐め始め、やがて激しくベロベロと舐めるようになる。
「いいわあ・・・素敵」
やがて涼香は、もう1枚ペーパーを切り取り、今度は秘部前方の小さな突起にあてがった。
新たにあてがったペーパーは、小さな突起を舐め始めた。
「ああん、素敵・・・!」
ますます濡れる涼香の秘部。

ベロベロと秘部全体と小さな突起を激しく舐められている涼香は、身体をよじらせ、声をあげそうになったが-----
ガタッ、とトイレの個室の外から音がした。
そう、ここはお店のトイレ。
ほかの客もいる。
あやしい声を出すと不審に思われる。
先ほどの音の主は、涼香がいる個室の隣に入ったのだが、用を足すと、そのままトイレを出たのだった。
「まあ、こういう商品に興味ない人もいるわよねえ・・・」

「んっ、んっ、ああっ!」
先ほど人が入った個室とは逆の個室から声がする。
「私と同類で、このトイレットペーパーに興味持った人なのね」
ここのトイレの個室は3つ。
今は涼香と声の主以外の他の客はいない。
「だから声を出すのを我慢しなくていいわよね・・・」

「はあ・・・はあ」
小さな突起と秘部全体の両方を激しく舐められていた涼香は、
やがて身体を仰け反らせたのだが-----
やっぱりイク時の声を見ず知らずの人に聞かれたくない!
そう思った彼女は、設置してあるトイレの音消しの機械を音量最大にし、音を流した。
ジャーッと音がする。
完全に声をごまかしたりはできないけど、何も音出ししないよりは、ましである。
「あっ、ああ・・・」
熱い声をあげる涼香。
それに応じるかのごとく、前方の小さな突起にあてがっているペーパーの舐めぶりが激しくなった。
「ああっ、クリの刺激が、ああ!」
涼香は、さらに秘部を濡らしながら身体を激しく仰け反らせた。
「ああああっ!いっ、イッちゃう・・・!」
やがて涼香は上半身をトイレのフタを背もたれにして、後方にぐったりとし始めた。
イッたと同時に、彼女の秘部と前方の小さな突起を舐めていた2枚のペーパーは下の水たまりに落下していった。
「はあ・・・はあ・・・」
疲れた様子の涼香。
直後、ジョロジョロと音がした。
おしっこの音だ。
「トイレでよかったわね。違う場所だと漏らした事になっちゃうわ」

あらためて股間をふき取ってトイレを出る事にした涼香は、
あやうく再度気持ちいいトイレットペーパーに手を伸ばしそうになったが、今度は普通のトイレットペーパーを取り、綺麗に拭き取った。

『気持ちいいトイレットペーパー』を早速買いに行く涼香。
18ロール入りで600円だった。
「安い!」と一瞬思ったが、これはトイレットペーパーではなく、あくまでアダルト商品なのだ。

帰ったら家で早速使うんだ♪
ウキウキしながら両手に『気持ちいいトイレットペーパー』を持って帰途につく涼香だった。
<終わり>


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