琴美は欲しかった有料アイテムの可愛い服を、自分のキャラに着せ、
色々ポーズをとって見せた。
「うんうん。琴美ちゃんのキャラ可愛いね」
それを見ている光男が言った。

光男は喜んでいる琴美の後ろに座り直し、背後からそっと抱きしめた。
「そーれ、スキンシップだー!」
琴美は驚いたが・・・
彼女の父親も、普段からスキンシップとして琴美を抱きしめたりしている事もあり、あまり抵抗感がなかったので、、
「うん、スキンシップだー!」
と言って、応じたのだった。

-----スキンシップ・・・そう、スキンシップだよ、琴美ちゃん・・・
光男は抱きしめている腕を緩め、手を肩や腹部、太ももを撫で始める。
あくまで『撫でる』であり、間違っても『触る』ではない。
触るには変わりないが、心がけ次第でされる側の印象も変わってしまうのだ。
琴美の父親の正当なスキンシップでも、あくまで『撫でている』のだ。

-----あわてる必要はない。今は撫でて、警戒心を解かないといけないからね。
光男は、琴美の身体を撫でていく。
撫でる場所にも慎重にしないといけない。間違っても、いきなり胸や股を撫でない。
そして、最初のうちは服の上から撫でる!これは基本だからな。

「うふふ、くすぐったーい!」
笑いながら光男のスキンシップに応じる琴美。
「くすぐったいかい?」
「うん」
-----もちろん、最初はくすぐったくして警戒心と緩めるのさ。間違っても痛くしないよ。
「くすぐったいのは楽しい証拠さ」
「うん、楽しいー!」

しばらく琴美の身体を撫でていた光男だが、手を止め、
「さあ、スキンシップはここまでにして、この後はお出かけしようか」
と言った。
「うん!」
「歩いて10分ぐらいの所にある大型スーパーに行こう」
「△△スーパーだね!そこで売ってるハンバーグ好き!」
「よーし、今日の夕食は、それにしよう」

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