『パフェ』を食べ続ける恵夢。
しかしパフェのクリームの土台場所が、硬く硬く大きくなっているのは、
幼い彼女は、わからなかった。

「わわっ!」
突然、直樹が声をあげた。
恵夢が男性のシンボルをくわえながら吸っているのだ。
チュッチュッと音がする。
「ソフトクリームだと、食べるのに時間かかるとコーンからクリームが漏れるの」
恵夢のその言葉に驚きつつ、直樹は聞いた。
「クリームが漏れる・・・?」
「うん。ソフトクリームを食べるような感じで、って言ってたよね」
「確かに言ったけど・・・」
ソフトクリームを食べていると、コーンが破れないように気を付けて食べたりする事も多い。
また、クリームにかぶりついたら反対側のコーンの先端から漏れ出す事に出くわすのも珍しくない。
「だから、クリームが漏れないようにしてるの・・・」
そう言ってチュッチュッと直樹の男性のシンボルを、くわえながら吸う恵夢だった。
「わ・・・わわっ・・・」
口から驚きの言葉しか出ない直樹だった。
吸われつづけた事による気持ちよさに、すっかりクリームを追加する事を忘れていた。

「あ・・・やばい・・・!出そう・・・」
直樹は慌てて、恵夢の顔を自分の股間から強引に離した。
直後、びゅるるるっ!と音がして、男性のシンボルの先端から白い液が飛び出した。
「ふう・・・間一髪。一瞬でも遅かったら口の中に発射してたなあ・・・」
飛び出した白い液は、音を立てずに床に落ちて行った。

「今の何?クリーム!?」
興奮気味で恵夢が言った。
「あ・・・、ああ、そうだよ。男性のクリームだよ」
「クリームが床に落ちちゃったんだ。もったいないな・・・」
いや、あの液を食うのかよ、と一瞬驚いた直樹だったが-----
「あのクリームはね、子供には味はわからないんだ。大人にならないと、美味しさがわからないんだよ」
「へえ、大人しか美味しさがわからないなんて、コーヒーみたいだね!」
「そうだね」
確かにコーヒーは眠れなくなるから子供は飲んじゃだめって言うのはもちろんの事、
苦いから子供には美味しさがわからないというのもある。

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